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映画の感想とか絵とかのはなし

『ケーブルガイ』鑑賞の感想 respect for cable guy

 

 

 ◆あらすじ◆

新たな生活の為、引越しをした主人公のスティーブン。ケーブルテレビを申し込んで、配線工事の作業員が家にやってくるが、そいつは超絶慣れ慣れしい変なヤツ。親切でお人好しな主人公の性格のおかげで、なんやかんやで仲良くなる二人だったが・・・。主人公がケーブルガイにぶんぶん振り回されていきます。

 


◆登場人物◆

〇なんとも破天荒なケーブルガイ(ジム・キャリー氏)
  作業時間には遅れる、何をするにも行きすぎやりすぎ。意図的に突飛な所業の数々には幼少期の経験が・・・?とりあえず、自分の人生には絶対かかわってほしくないタイプ。
ケーブルガイを演じるのは、キャラクターな役柄をしっかりと演じきるジムキャリー氏。
今回の作品でも振り切った演技が炸裂してました。

〇人生めちゃくちゃにされるお人好し男の主人公スティーブン(マシュー・ブロデリック氏)
  恋人に振られ、傷心なうなスティーブン。
根が優しくお人好しで、仕事のできるサラリーマン。だけどなんかパッとしない印象。
ティーブン演じるのはマシュー・ブロデリック氏。
顔を見たらなんか見たことある!ってな感じの彼(笑)お人好しな雰囲気ばっちりfaceです。
奥様はSEXANDTHECITYで有名なサラ・ジェシカ・パーカー

監督は俳優としても活躍されているベン・スティラー氏(出演もされています)です。

 

◆感想◆

キャラがすこぶる際立っててストーリーよりキャラに気を取られてしまいました。呆気


ケーブルガイのぶっとんだやり方・関わり方で予想していない方向に主人公スティーブンの人生がどんどん展開していくので一つひとつの出来事に、えっ!?と思っている間に事が進んでいきます。(スティーブンもそんな感じだったのでは)

ジムキャリー氏といえば、個人的にはMASKのイメージが強いのですが、
キャラの濃さで言えば全く引けを取らない逸品です。
ケーブルガイ、さすがです。

凡人の私は主人公に感情移入してしまい、途中から結構いやな感情がわちわち。
展開していくにつれて、

んー。な気持ちになりました。
とりあえず、気の毒。
おいおい、なんでそうなる!とスティーブンにもよく理解できない点が多々ありつつ。

終盤には「ケーブルガイ」になった背景がチラリズムなので、悲しくもあり、少し彼に同情できなくもないかなと思わなくもなかったですが・・・。
まぁ結局やってることがぶっ飛びすぎて受け入れられない(笑)

個人的には物語の展開はあまりタイプではありませんでしたが、作りこまれている感じのケーブルガイというキャラクターに観てて圧倒されました。

家庭環境・社会問題的なものの産物としてケーブルガイが産まれたと考えると
結構なホラー要素があるかもです。
案外、リアルなのかも・・・と思うとぞっとしてしまう感じでした。

個人的にはオススメ度★★★☆☆

てとこでした。

 

 

『ケーブルガイ』

 

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段々と周りを含め侵食されていく様が印象的でした。